一ヶ月程前に来院された７２歳男性は、何年も前から坐骨神経痛があり、６ヶ月前から強い痛みとなり、毎日痛み止めの薬を飲み、立ち仕事をしているとの事でした。
　それでも朝起きたときと夕方に近づくにつれ痛みが強くなり辛いそうです。
　痛みは、右臀部、大腿外側部、膝窩、ふくらはぎに強い痛みとして出るようです。
　整形外科では、腰椎４と５番の間が潰れていて治らないと言われ、その他の治療院に行ったが痛みが強くなっていったとの事でした。
　腰部をみると、骨盤の歪みも強いですが、梨状筋辺りと仙骨部全体に動く巨大な塊がありました。
　梨状筋部の塊は６～７cm程で、仙骨部は上のほとんどにボコボコした塊が覆い尽くしていました。
　この巨大な塊が梨状筋部で坐骨神経を圧迫して、強い痛みを引き起こしているのではないかと思います。
　骨盤の歪みの調整して塊の循環改善をしました。
　現在８回目の治療時には「初めに比べたら大分よくなっていて、今は薬も飲まないで、朝も楽になってきた」とのことでした。
　塊は段々小さくなってきていますので、継続して施術を続けています。